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貯金ゼロから年収49億というキャッチフレーズと共に
ドヤ顔のレオナルド・ディカプリオで売っているのは、
映画「ウルフ・オブ・ウォールストリート」。

作品中に出て来る49億にかけて、総額49万円があたるという
ソーシャルキャンペーンをTwitterとFacebook実施中。

Twitterではパラマウントのアカウントをフォローして、
画像URLとサイトURLそれからハッシュタグ「#欲つぶやけ」
をつけてツイートするという、映画プロモーションによくある
プレゼントキャンペーンの手法を踏襲。
公式サイトのキャンペーンページからTweetすれば、
全部自動についてくるので簡単なんだけど、
ちょっと応募までがめんどくさい系のキャンペーン。
Tweetした応募者のフォロワーに映画のビジュアルを表示できるので、
よい拡散型のキャンペーンではあるのですが。

Facebookの方はさらにめんどくさく、Facebookにいいねして、
キャンペーンに応募している旨のメッセージを送った上で、
映画の感想をシェアするというオペレーション。
正直、面倒くさい。(何人くらい応募があったのか知りたい)
応募用のFacebookアプリ制作予算はなかったのでしょうか。。

が、Facebookではかなりプロモーション的に成功している模様です。
「いいね」の数が日本だけなのに、なんと86万件!
先にご紹介した「アメリカン・ハッスル」の「いいね」数が
わずか7000弱であることをみるとものすごい数です。

普通のブランドページでもこれだけの「いいね」を短期間では簡単に集める事は出来ないので、これは単純にすごい結果だといえると思います。映画は作品ごとにFacebookのアカウントを作っているので、常に使い捨てページ(もっともその後ホームエンタ等でDVD売り出し時にも使われるのですが)になってしまう所が、難しい所だと思います。毎度毎度集客しないと行けないので、数を集めるのは大変なはずです。

Facebookでは、この他にジャパンプレミア試写会への応募キャンペーンも実施してますがこちらは、Facebookの懸賞アプリCrocosを使っていました。

TVスポットを流し始めた1月22日からはFacebookでも話題にしている人数がぐーんとUP。

レオナルド・ディカプリオ、ジョナ・ヒル、マーティン・スコセッシ監督は来日して、なんとハリウッド映画初だという、東京証券取引所でマスコミ向けの記者会見も開いたのが主な理由。イベント会場の選び方が、映画の内容=株取引=証券取引所という選び方でとてもあっているし、証券取引所で実施ということで、普段映画を見に行かないビジネス層へもリーチ出来たのだと思われます。とても素晴らしいです。


映画に関連するニュースは、特設サイトの中に作るのではなくて、
Trumblerで掲載。これもソーシャルで拡散するのに役立ってますよね。
スペシャルサイトの中には動画を編集して、
GIFアニメをつくれるというコンテンツもありました。
(が作った後どうすればいいのかは謎。特にキャンペーン等をしている
訳でもないようで、これはそのままローカライズコンテンツなのかな?)

その他プロモーションでいうとZIPでのインタビューから、
番組紹介、著名人からの感想紹介等がありました。
使っているのは、林真理子、テリー伊藤、道端カレンなど。
林真理子さんからコメントをもらっている点が特によいと思います。
これによって単にはしゃいだ映画じゃなくって、
深いテーマがあるんだよと上手に伝える事が出来ているとおもいます。

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