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ジュリー・デルピーの初監督作品「パリ、恋人たちの2日間」。



アメリカ在住のフランス人写真家の彼女と、
アメリカ人のインテリアデザイナーの彼氏。
NYで一緒に暮らしている。
ベネチアへの旅行の帰りに、
写真家の彼女の実家に2日間寄ることになって・・・。

フランス人とアメリカ人。
まったくちがう文化背景に閉口してしまう彼氏。
ロマンチックな街、パリにいるはずなのに、
次々と現れる彼女の元カレたち、急にフランス女化する彼女に、
なぜか2人の関係は悪化してしまう。

というコメディー。
結構シニカルで笑えます。

けど、この映画、ジュリー・デルピーが脚本を書いているはずなのに、
なんだかアメリカ人男性から見たステレオタイプ的な
フランスの描き方をしているような気が。。

ジュリー・デルピーは、「ビフォア・サンライズ 恋人までの距離」
とか、「トリコロール」の印象がすごく強かったのだけど、
彼女はゴダールの映画でデビューしている女優さんだそうです。

だからなのか、この映画に出てくる彼氏はゴダール風の格好をしています。



それにしても、何で映画タイトルを和訳したのって
とてつもなくダッサイのだろう。

「パリ、恋人たちの2日間」は 2 days in Paris。
恋人たちのって入れる必要あるの?とやや疑問。

「ビフォア・サンライズ 恋人までの距離」は
さらにひどくって、英語タイトルはBefore Sunrise。
DVDのセルのときにようやくタイトルを変えたみたいだけど、
なぜか、公開時のタイトルは「ディスタンス 恋人までの距離」
と訳分からない邦題だったのです。。
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たまたまですが、インド関連の映画を2本見ました。
やっぱり呼ばれてます。インド。
インドのどこかに私の名前が書かれた葉っぱが
生えてきたんだと思います。笑

『インドへの道』
主人公がインドへの船のチケットを買うところから始まるので、
てっきりタージマハルとかインドの観光どころが出てくる
映画だと思ったら、違いました。



インドに行ったのに、キューリのサンドウィッチに社交クラブ。
何もかもイギリス式。インド人に会いたい!と大学教授に
お願いして、インド人の医者と出会うイギリス人女性。

分かり合えそうで、分かり合えないインドとイギリスの2つの文化。
違う国なのに、自国の様式を踏襲しようとする人々、
表面的には仲良くしようといいながら、
自分は種族的に優位だと思っている人。
自国に入ってこられて、困惑する人。
それでも仲良くしようと思うが、超えられない壁がある。

人のいいインド人の医師が、なんとかお金を工面して、
行きたがっていた洞窟旅行に連れて行くけれど・・・。

そこである事件が起きて、誤解が生じてしまう・・・。。

というストーリー。

文化の違いなんかをとらえた、いろいろと考えさせられる作品でした。

『その名にちなんで』
外国で暮らすことになったあるインド人家族の物語。
インドでは6歳くらいまで正式な名前がつけられないこともあるらしい。
これはロシアの文豪ゴゴーリから名付けられた男の子とその家族の物語。


われわれは、みなゴーゴリの『外套』から生まれた とドフトエフスキーが
言っているらしいけど、ロシア文学はまともに読んだことがないかも。

ある事故にあうまでインドの外に出たことがなかった男が
事故をきっかけに思い切って国外に出て、家族とくらす話。

これも文化とアイデンティティーの話でした。

インド人は家族の絆がとても強いよね。。。と
民族移動のような大荷物をもって、
空港を闊歩するインド人家族を思い出しました。
腕が痛くってしょうがないので、最近腕時計をしていません。
多分肩こりからきているのだろうとおもうんだけど。

で、その代わり、チャームをいろいろつけたブレスレッドをつけてます。
チャームは、長靴、デイジーの花、ミツバチ、王冠、数字の3を
最初つけていたんだけど、気が付いたら数字の3はなくなってました。
かなりショッック。泣

長靴は フジロック
デイジーの花は、アンジェイ・ワイダの映画『地下水道』の
主人公、デイジーから。



彼女みたいな人間になりたいと思っていたなぁと、思い出した。

『地下水道』は、第二次世界大戦中のポーランドが舞台の映画で、
戦火を逃れて、地下水道に逃げ込んだ人々の様子を描いた作品。

暗い地下で、みんなが自分が一番になっているなかで、
みんなを励まし、希望を与え、支えるのが「デイジー」という名前の
まだ女の子。かわいくて、強くて、希望を捨てない、
まるで、宮崎アニメのヒロインみたいだけど、
もっともっとセクシーで、いるだけでぱっと周りをあかるくしちゃう
すごく素敵な子なのですよ。

『地下水道』哀しい話だけど、すごく素敵な映画です。
でも、DVDがでてなくて、VHSしかないみたい。
DVD出してほしいなぁ。。。また見たい。
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Time for Action 映画 Produced by kumataro
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