忍者ブログ
HOME > 前項現在のページ > 次項 Admin NewEntry Comment RSS  
毎日いろいろ考えて生きている。だから表現するのだ!
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

アカデミー賞の季節が近づいてきました。
前からまとめてみたいな、と思っていた日本での配給会社の
マーケティングについて作品賞にしぼって書いてみたいと思います。

まずは、ノミネート作品のご紹介。
第86回アカデミー賞 作品賞

American Hustle(アメリカン・ハッスル)
公開日:2014年1月13日 配給:ファントム・フィルム
Captain Phillips(キャプテン・フィリップス)
公開日:2013年11月29日 配給:ソニー・ピクチャーズ・エンタテイメント
Dallas Buyers Club(ダラス・バイヤーズクラブ)
公開日:2014年2月22日 配給:ファイン・フィルムズ
Gravity(ゼロ・グラビティ)
公開日:2013年12月13日 配給:ワーナー・ブラザーズ
Her(her/世界でひとつの彼女)
公開日:2014年6月28日 配給:アスミック・エース
Nebraska(ネブラスカ ふたつの心をつなぐ旅)
公開日:2014年2月28日 配給:パラマウント・ピクチャーズ
Philomena(あなたを抱きしめる日まで)
公開日:2014年3月15日 配給:ファントム・フィルム
12 Years a Slave(それでも夜は明ける)
公開日:2014年3月15日 配給:ギャガ
The Wolf of Wall Street(ウルフ・オブ・ウォールストリート)
公開日:2014年1月31日 配給:パラマウント・ピクチャーズ

映画のマーケティング活動はアカデミー賞とは関係ないけど、
マーケ活動は興行結果とは関係してくるので。

今回ファントム・フィルム配給の作品が
2つのノミネートされています。
こちらの配給会社は、「ロストイン・トランスレーション」や
「ハッシュ・パピー バスタブ島の少女」なども配給した会社。

映画のプロモーションってすごく似通ってしまうと思うのです。
公式サイト、SNSで拡散、映画サイトで記事掲載、
WEBサイトでのバナー広告、試写会実施、新聞広告、TVスポット。
公開記念プレゼントキャンペーン。・・・というのが
多分どこの配給会社も行うマーケティングプロモーション
だと思われます。

「アメリカン・ハッスル」のプロモーションでおもしろいのは、
作品でも70年代のファッションが注目されているので、
アパレルの「エストネーション」や「AmericanApparel」と
タイアップしているところ。

アメアパとはオリジナルTShirtsプレゼント、エストネーションとは
バレンタインデーと引っ掛けて、ギフトを購入した人に
チケットプレゼントを実施。

ファッション切りで行くならば、もっと女子にアピール出来る媒体と
タイアップすればよかったのにとも思います。
雑誌でタイアップページ獲得するとか、例えばファッション施設と
まるっとタイアップとかね。手間かかりそうですが。。。
ファッション好きのそこまで映画に興味ない女子を
取り込む事が出来るといいですよね。

ファッション以外にも、食品業界ともタイアップを実施してます。
アイスクリームの「ホプソンズ」「ピザ・カリフォルニア」「日比谷Bar」。こうした食品系とのタイアップは時々映画のプロモーションに見られます。

テーマがテーマなので、公開イベントにサンジャポを呼んで
取材してもらっていたのは、映画のテーマに沿っててよいと思いました。

それと、特に面白いなとおもったのが、
公開初日の映画料金を1,000円にしたこと。
これで初日の集客UPが見込めるし、興行成績がよければ
ランキングで上位に食い込めるし、
それにより作品にそこまで興味のない層に向けて
話題になっている映画だからと、来場を促進できる。
すごく面白い取り組みだと思いました!

つぎは「ウルフ・オブ・ウォールストリート」の
マーケティングを取り上げます。


PR
アメリカのファッションブランド Free People
ボヘミアンなライフスタイルを提供する服飾ブランドで、
Urban Outfittersのグループです。



今はUrban Outfittersのほうが有名だけど、
もともと創業者のDick Hayneが1970年代に
ブランドを立ち上げた時の名前はFree Peopleだったそうで
2つ目のお店の名前をUrban Outfittersとしたそうなので、
ブランドとしてはこっちの方が古いんですね〜。

フジロックに着て行きたい!と思わせる激かわワンピースとか
いっぱいあってとにかくかわいい。好き。
わたしの大好きなJeffry CampbellのFree People Exclusive
シューズとかも売ってます。いいなー。
ほんとこのブランド好き!

お店のディスプレー(VMD)もお花とか使ってて
めちゃくちゃかわいいのです。


Free Peopleの公式WEBサイトでは、Online Storeもあるので、
こちらでお買い物も出来たりします。
まだFree PeopleのOnline Storeで買った事がないのですが、
価格表示が日本円換算になっているんだけど、
Shippingは多分アメリカからなので、
クレジットカードでお支払いの際にはUSドルなのだと思います。

Online storeのAPPもあってそちらもおすすめ。
単なるお買い物アプリではなくて、おススメのテーマにそって
商品がグルーピングされて紹介されているので、
雑誌的な感覚で買わなくても見ているだけで楽しいです。

ファッションブランドは今どこもEC(Online Store)が出来るように
なっていて、多分どのブランドも力を入れている領域です。
たまたま他のファッションブランドの傾向を勉強している時に
感じたのだけれど、Free Peopleってその点とても上手。

PC, Smartphone, iPadなどのタブレット、各ディバイスに
最適化されて表示されるUniversal web siteと
買い物を最適化できるアプリの2つをちゃんと作ってるし、
両方ともFree PeopleというブランドのBrand Experienceを強化する
役割を果たしつつ、単なるショッピングサイトに終わってない。

Free people blogではファッションだけではなくて、
音楽、ビューティー、食べ物、DIYなど幅広いテーマを扱っていて
ライフスタイルブランドとしてのFree Peopleを
Brand Experience出来てしまう。
単なるプロモーションではなくて、がっちり読み物として楽しめる
Free Peopleのコンテンツ作成力はとても参考になります。
もちろんECのプロモーションも上手にできているし、
VMDを紹介することでショップへの誘導もがっちり実施。

これは素晴らしいです。マーケティング力すごいすぎです、Free people。
もちろんソーシャルとの連携もがっちり。
Facebook, Twitterはもちろん、Pinterestとか他のSNSを使って
ソーシャルでもブランドを拡散。いいです。とっても。
このブランドは本当にリテイルブランドであれば、
どのブランドもDigital Marketingの参考に出来る活動をされています。

そしてFree PeopleにInspireされたWeddingも素敵なの。
Free People Blogでいろいろ紹介されてました。いいなー。








アメリカのCWで放送中の海外ドラマ「Reign」にはまっちゃった。
スコットランド女王のMary Stuartの若き日をドラマ化した
コスチュームドラマ(時代ドラマ?)なんだけど、
まさにGossip Girl meets Game of Throneって感じで、
とっても現代的な、これまでにないドラマ。

音楽にボーカル入りのバンドの曲をつかっていたりして、
ずっと前の時代のお話なのに、妙な親近感が湧いたりして。
使っている音楽はこちらにも出ています。
衣装もあの時代の人は多分着てないよね、と思われる
セパレートっぽいのとか、ボヘミアンっぽいドレスだったり
とにかく激カワ。



なんかすごくFree Peopleっぽいなーと思って見ていたら、
やっぱりそうだった。
スタイリストは、Meredith Markwork-Pollack という人。
ドルチェ&ガッバーナとか参考にしていて、
実際にFree peopleとかMcQueenのお洋服もつかってるそうで
コスチュームドラマなのに、すごい斬新で、
思わず真似したくなる。笑
インタビュー内容がFashionistaに載ってました。
Net-a-Porterとかでも衣装を買ってるらしい。

コスチュームドラマと言えば、Game of ThroneとかTudorsもそうだけど
女の子の髪型がかわいくて、ひねったり三つ編みしてたり、
すっごいかわいいヘッドピースつけてたり、
ファッションの参考になります。


主人公役のAdelaide Kaneがかわいいし、ナルニアシリーズに出てる
Anna Popplewellなども出てて、女子がとにかくかわいいドラマ。
これからが楽しみです。


[13]  [14]  [15]  [16]  [17]  [18]  [19]  [20]  [21]  [22]  [23
Time for Action Produced by kumataro
忍者ブログ [PR]
透過フォトver2.0 Designed by ninja-blog.com